トヨタ アクアを試乗しました
2012-01-19
[JC08モード35.4㎞/ℓの実力は如何に]「世界№1の低燃費」のキャッチコピーで発売されたトヨタ「アクア」を試乗しました。
フロントグリルはプリウス似ですがひと回りコンパクトになりました。
プリウスではいかにも「ハイブリットの車ですよ」という主張がありましたが、
「アクア」ではそれがなくなっています。
ギアノブ・運転席・インパネなども従来のマニュアル車・AT車の感覚で、
プリウスのコックピットのような運転席になじめなかった60代の私には違和感なくハンドルが握れる車です。
運転した感覚もハイブリット感が薄れ、ガソリン車からの乗りかえもスムースに出来そうです。
もう、ハイブリット車は特別な車ではなく、
ユーザーが各自のニーズに合った車を選べる時代になりました。
今回、燃費の計測はしませんでした。
秋に行った時とは気温が著しく異なるため、比較が不公平になるためです。
春になり気温などの条件がそろったら、燃費比較の試乗を行います。
「世界№1の低燃費」の車「アクア」に期待しています。
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ホンダ・FREED HV試乗燃費
2011-11-02
[ホンダ・FREED HVの燃費は?] ホンダ・FREED HVに試乗してきました。
待望のミニバンのハイブリット車の実力はいかに?
3列目のシートは大人が座るには少々窮屈ですが、子供たちには十分でしょう。
小さな子供のいる若い世代の家族にはピッタリの車ですね。
インサイトやFITシャトルHVに比べてミニバンということで車両重量が重くなりました。
しかし、エンジンを1.5ℓにしたことで十分なパワーを感じました。
(ちなみに、インサイト・FITシャトルHVのエンジンは1.3ℓ)
車両寸法 長4215×巾1695×高1715
車両重量 1390㎏
今までの試乗と同じコースで燃費表示をチェックしました。
メーター表示燃費 21.2㎞/ℓ
JC08モード燃費 21.6㎞/ℓに対して 98.1% の達成率でした。
ミニバンでこの数字は満足できますね。
エコカーと呼ばれる車が各社から発売され、そのカテゴリーも広がりました。
ユーザーにとっては選択肢が広がり、楽しく嬉しい限りです。
私はこれまでに6社12車種のエコカーに試乗してきました。
各車種に特徴があり、各社の営業の方の車への思い入れなどの話も聞けて参考になります。
これからエコカーを購入予定の方は各社の車を試乗して、体感して決めることをお勧めします。
販売店の敷居ってちょっと高いですよね。
でも遠慮は無用です。
どんどん試乗しましょう。
試乗したからって買う必要はないんですよ。
スーパーやデパ地下で試食したからって、試食したのを全部買いますか?
そうです!
これからは、車もデパ地下の試食のつもりで試乗しましょう。
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JC08モード走行燃費の達成率
2011-10-04
[JC08モード走行燃費の達成率]車種 試乗時の燃費 JC08モード走行燃費 達成率
ホンダ
フィット 21.9㎞/ℓ 20.6㎞/ℓ 106.0%
ホンダ
フィットHV 26.7㎞/ℓ 26.0㎞/ℓ 102.7%
ホンダ
FITシャトルHV 25.4㎞/ℓ 25.0㎞/ℓ 101.6%
ホンダ
インサイト 24.3㎞/ℓ 26.0㎞/ℓ 93.5%
マツダ
デミオ 21.1㎞/ℓ 25.0㎞/ℓ 84.4%
ダイハツ
ミライース 22.0km/ℓ 30.0㎞/ℓ 73.3%
トヨタ
プリウス 22.8㎞/ℓ 32.6㎞/ℓ 69.9%
今回の試乗による燃費の比較は、9.4キロの同一のコース、天候もほぼ同じ環境で行うことが出来ました。
9.4キロの60%はほぼ平坦、20%づつが上り坂・下り坂という割合で走行燃費の比較には理想的でした。
国道・県道の走行で渋滞はなく、信号待ちは一回で通過できました。
結果を検証するとホンダ車はカタログ数値にちかい数値が出ています。
カタログ数値を上回る数値が出たことは、JC08モード走行では時速80㎞/hが課されていますが、今回の試乗では一般道の走行ということで60㎞/hまでしか出せていないことが起因しているのではないでしょうか。
運転についてはどの車も同じイメージでアクセル操作をしています。
その中でホンダ車が特に高い数値を示しているのにはどのような理由があるのでしょう。
私が現在ホンダ車(FITシャトルHV)に乗っていることでホンダ車のアクセル感覚に慣れている。
そのくらいの理由しか思い浮かびません。
それでもこの差は大きいものがありますね。
いずれにしろ、車選びのポイントはカタログの数値だけで比較しないで実際に試乗して比べることですね。
試乗すると買わなければならなくなりそうだと考えてはいませんか?
試乗しちゃうと営業の人がうるさいくらい営業に来そうで嫌なんでとか。
いろいろ不安の種が起こりそうですよね。
しつこい営業を断るには、はっきりと臆せずに断ること。
「比べた結果、○○○に決まりました」とはっきり伝えることです。
自分に合った車、自分が納得できる車を労を惜しまず見つけましょう。
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各社試乗車の燃費の比較
2011-09-30
[エコカーを試乗しての燃費を比べてみました]このレポートは燃費の競争をしたものではありません。
あくまでも日常の運転スタイルでのメーター表示の燃費を記録したもので、実燃費ではありません。
参考としてご覧ください。
今回、ダイハツミライース・マツダデミオスカイアクティブ・ホンダフィット・フィットHV・フィットシャトルHV・インサイト・トヨタプリウスをこの連休3日間で試乗させていただきました。
同じコースをできる限り同一条件下で試乗しました。
天候は晴または曇で気温16度から23度、
路面状態は乾いた状態、
コースの距離は9.4キロ: 高低差は78メートル
渋滞のない国道、県道を流れに沿ったドライブで急発進・急加速・急ブレーキをしない出来る限り平常の運転
車は販売店の試乗車を使用し、営業の方と二人乗車
エアコンはOFF: エコモード設定が出来るものはエコON
(ただし、プリウスのEVドライブ機能は使わない)
トリップメーターに表示される燃費を記録
運転者は私、運転歴46年、国産から欧米車まで運転経験があり、
ハイブリット車の運転経験も5万キロほど、それなりのエコ運転はマスターしています。
車種 試乗時の JC08モード 排気量 長さ×巾×高さ 車両重量
燃費 燃費
ホンダ
フィットHV 26.7㎞/ℓ 26.0㎞/ℓ 1339CC 3900×1695×1525 1130㎏
ホンダ
フィットシャトルHV
25.4㎞/ℓ 25.0㎞/ℓ 1339cc 4410×1695×1540 1200㎏
ホンダ
インサイト 24.3㎞/ℓ 26.0㎞/ℓ 1339cc 4390×1695×1425 1190㎏
トヨタ
プリウス 22.8㎞/ℓ 32.6㎞/ℓ 1797cc 4460×1745×1490 1350㎏
ダイハツ
ミライース 22.0㎞/ℓ 30.0㎞/ℓ 660cc 3395×1475×1500 730㎏
ホンダ
FIT G 21.9㎞/ℓ 20.6㎞/ℓ 1300cc 3900×1695×1525 1010㎏
スバル
ステラ 21.8㎞/ℓ 660CC 3395×1475×1635 810㎏
マツダ
デミオ 21.1㎞/ℓ 25.0㎞/ℓ 1300cc 3900×1695×1475 1010㎏
EV車
日産リーフ EV車のため比較なし 4445×1770×1545 1520㎏
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スバルステラの試乗燃費
2011-09-30
[スバルステラを試乗しました]インパクトのあるTVCMで気になっていた「ステラ」を試乗。
アイドリングストップからの再始動もスムースである。
スバルでは燃費表示を10・15モード燃費の表示のみあるので問い合わせたが残念ながらjc08モード燃費は公表していないとの回答でした。
法令では2013年からJC08モード表示が義務化されるが他社では併記しているのが現状であることを考えると早急な対応をお願いしたい。
ステラの10・15モード燃費は27.0㎞/ℓである。
試乗した燃費表示は 21.8㎞/ℓ
他の車と比較しても十分な数値を示している。
仮にJC08モード燃費がよく言われる10・15モード燃費の10%減と仮定すると、
JC08モード燃費24.3㎞/ℓに対して90%ほどの達成率となる、あくまでもこれは仮にの数字です。
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日産リーフの試乗
2011-09-28
[第二のエコカー・リーフを試乗しました]第一・第三のエコカーと呼ばれている各社の車を比較試乗して、
第二のエコカーと呼ばれるEVカーの日産リーフを試乗しないのでは片手落ちと考えて試乗してきました。
JC08モード走行燃費という概念はこの車には通用しません。
リッター当たり何キロという従来の燃費の比較も出来ません。
ドアを開ける、シートに座る、シートベルトをつける、ここまでは一緒。
エンジンスイッチをONにする、いやいやここらが違います。
パソコンと同じ電源マークのスイッチを押す。
インパネに「走行可能表示灯」が点灯しスタートです。
まるでパソコンのスイッチONのような感じです。
運転はスムースです。
アイドリングストップは当然ですよね。
静かです。振動もありません。
そうか! 電気モーターなんだよね、エンジンの振動は全くありません。
当然といえば当然ですよね。
改めて電気のスムースさを実感させてくれます。
「グッグッグ~!!!」 何だこの加速は!!!
上り坂でアクセルを踏み込む、すごい加速!!
ガソリンエンジンの車では感じたことのない加速感、これは驚きです。
四十数年前、初めて乗った旅客機が離陸した時の「G」を思い出しました。
この加速感、未体験ゾーンです。
EVのスポーツタイプが出来ると新たな魅力が生まれそうな予感がします。
私はこのリーフの試乗でEV車のイメージが変わりました。
是非、皆さんも実感することをお勧めします。
(日産の回し者ではありません)
急速充電をしているところ、右側の白いBOXが急速充電器。
おちょぼ口を開けて急速充電している光景・・・ちょっとユーモラスでほほ笑ましい。
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プリウスの試乗燃費
2011-09-28
[トヨタ プリウスを試乗してきました]ここまでホンダ・マツダ・ダイハツ各社のハイブリット・第三のエコカーを試乗して比較をしてきました。
やはり、トリはトヨタのプリウスでしょう。
なんといってもハイブリット車の象徴のような車です。
プリウスのJC08モード走行燃費は32.6㎞/ℓです。
試乗した燃費表示は 22.8㎞/ℓ でした。
JC08モード燃費32.6㎞/ℓに対して 69.9% の達成率です。
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ホンダ フィットHVの試乗燃費
2011-09-26
[フィットHVを試乗してきました]ご存知ホンダのコンパクトカーフィットのハイブリット車として2010年10月に発売されました。
HV車が特別な車ではなく、誰でもが購入できる車だということを教えてくれました。
フィットHVのJC08モード走行燃費は26.0㎞/ℓ
試乗した燃費表示は 26.7㎞/ℓでした。
JC08モード走行燃費26.0㎞/ℓに対して102.7%の達成率でした。
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ホンダ FITシャトルHVの試乗燃費
2011-09-26
[FITシャトルHVを試乗してきました]今年発売されたホンダFITシャトルHVに試乗し、燃費のチェックをしました。
現在、私はこれに乗っているのでパスしようかとも考えましたが、比較のためあえてディーラーの試乗車で燃費を測ってみました。
試乗は同じ条件下で行いました。
FITシャトルHVのJC08モード燃費は25.0㎞/ℓです。
試乗した燃費は 25.4㎞/ℓでした。
JC08モード走行燃費25.0㎞/ℓに対して 101.6% の達成率です。
FITシャトルの詳しいことはこのブログ内「フィットシャトルHVの評価」をご覧ください。
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ホンダ インサイトの試乗燃費
2011-09-26
[ホンダ:インサイトに試乗しました]2009年3月に発売されたホンダのインサイトを試乗し燃費を調べました。
私は発売当初からインサイトには2年数ヶ月乗っていましたので、久しぶりに懐かしくハンドルを握ることが出来ました。
もちろん試乗の条件はミライース・デミオSKYACTIV・FITG1.3ℓと同じです。
インサイトのJC08モード燃費は26.0㎞/ℓ
試乗した燃費は 24.3㎞/ℓ
JC08モード燃費26.0㎞/ℓに対して93.5%の達成率でした。
アイドリングストップ後の再始動にも違和感は無くスムースでした。
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ホンダFIT13Gの試乗燃費
2011-09-25
[FIT13G・1.3ℓi-VTEC]を試乗しました。HONDAのFIT、ハイブリットカーが世に出る前は、燃費のよい車というとホンダのFITと言われていました。
これは燃費がいいとかエコカーとかの宣伝文句のない従来のガソリン車ですね。
使い勝手などは皆さんのほうがよりご存知と思いますのでコメントしません。
カタログではJC08モード走行燃費20.6㎞/ℓ。
ミライース・デミオと同じ条件で試乗をしました。
9.4キロ走った燃費はなんとメーター表示で21.9㎞/ℓ
JC08モード燃費20.6㎞/ℓに対して 106% の達成率
アイドリングストップ機能もないのにこの数値は予想外の驚きでした。
特別にエコ運転を意識せずいつもと同じ意識で運転しました。
カタログ数値を上回る結果に驚き、メーターの不具合を疑うくらいです。
私の運転がレベルの高いエコ運転をしているということでしょうか?(笑)
ハイブリットや特別な機能をつけなくてこの数値、
アイドリングストップだけでもつければ23,4㎞/ℓは行くんじゃないですか。
機会があればもう一度確認のために試乗したいものです。
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マツダ デミオSKYACTIVの試乗
2011-09-24
[デミオSKYACTIV]を試乗してきました。昨日、ミライースを試乗後今まで気になっていたマツダの「デミオSKYACTIV」も試乗しました。
日本のサイドバック長友がお母さんと一緒に出演しているCMを毎日のように見ては気になっていました。
アイドリングストップ機能が付いたガソリン車で「JC08モード燃費は25.0㎞/ℓ」
約9.5キロほどをエアコンOFFで試乗しました。
アイドリングストップ後の再始動に違和感はなくスムースです。
コンパクトでスタイリッシュなデザインが魅力かも。
走りも軽く、車名の示すようにアクティブな若い世代に受け入れられそうです。
一泊旅行程度のドライブには最適かもしれません。
この車もエコカー減税は75%
約9.5キロ走行時のメーター表示燃費 21.1 ㎞/ℓ
JC08モード燃費25.0㎞/ℓに対して 84.4% の達成率でした。
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ダイハツ ミライースを試乗
2011-09-23
[ダイハツ ミラ イース]試乗しました。「第3のエコカー」として発売されたダイハツのミライースを試乗してきました。
低燃費の軽自動車ということで販売店には多くの人が訪れ、賑わっていました。
カタログの燃費はJC08モード走行燃費で30.0㎞/ℓ
ハイブリットではないガソリンエンジンでこの燃費は魅力ですね。
試乗した車は2WDでエアコンはOFFにしました。
軽というカテゴリーから遠出のドライブには向きませんが、
買い物など日常の街乗りには十分な走りをしています。
アイドリングストップからの再始動もスムースで問題はありません。
この燃費表示は今回約10キロほど試乗した際の燃費です、22.0km/ℓでした。
JC08モード燃費30.0㎞/ℓに対して 73.3% の達成率でした。
これはあくまでもメーター表示であり、実燃費とは異なるものと思われます。
私の経験ではホンダのインサイトやフィットシャトルHVを600から700キロ走行した際の満タン給油の方法で計測した実燃費はメーター表示と5から7%ほどの差がありました。
もちろん実燃費はメーター表示より低い数値になります。
これを加味して考えても「ミラ イース」の22.0km/ℓは立派な燃費の数字と思います。
今後は給油満タン法による実燃費や
高速100㎞/hで走行した場合の燃費データなどより利用者の実走行に近い環境での数値が明らかになるといいですね。
ただこの「ミライース」のエコカー減税は75%OFF、ハイブリット車は100%OFFなのに。
燃費的にはハイブリット車と遜色が無いのにこの法律の壁は残念ですね。
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